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電球交換

今日はまじめな話をしたいと思う。

 

僕は個人的に飛行機が好きで、過去の飛行機事故などを調べるのも趣味の一つである。

そこで、ある一つの飛行機事故で考えられないような事故があったのでそれを一つ取り上げたいと思う。

 

 

 

 

 

1972年12月29日、アメリカ ジョン F ケネディ国際空港を離陸しマイアミ国際空港へ向かう便である、イースタン航空401便。

 

 

 

離陸から着陸の前までは順調なフライトだった。

 

問題は着陸しようとギアを下したときに発生したのであった。ギアがロックされたことを示す緑ランプが点灯しなかったのだ。

 

航空機には基本的に左右のタイヤ、および前にタイヤがあり、計三か所ある。きちんとタイヤが下りていれば、緑のランプがつく。

 

だがこの時、前のタイヤのランプがつかなかったのだ。

当然この状況では着陸することができず、空港上空を旋回する間に解決策を見つけなければならない。

よって、機長は副操縦士に対しオートパイロットで2000フィートを維持するように指示を出し、自動操縦の間に原因を究明しようとした。

 

まず最初に、すべてのランプを点灯させるテスト行い、電球が切れていないかを調べた。すると偶然そのテストで前のタイヤのロックを示す緑ランプは点灯しなかったので、原因は電球切れによるものだと判明した。だが、万が一、電球切れと本当にタイヤがロックされてないことが同時に発生したならば危険なので、一応電球を交換し、タイヤがロックされているかを航空機関士に確認した。

 

 

だが、航空機関士はタイヤのロックを確認することができず、副操縦士は電球の交換に悪戦苦闘、機長は副操縦士のに電球交換を見ていた。

 

この時、計器を見ていたものは

 

__________________誰もいない。

 

 

そして、約15分後、機体はエバーグレーズ国立公園の地表に激突し墜落。

 

 

 

 

 

 

 

 

1.なぜ、オートパイロットで高度を維持するようにしたのに飛行機は墜落したのか。

2.なぜ、誰も計器を見なかったのか。

3.なぜ、管制官は機体の高度が低下しているのに気づいていたのにも関わず聞かなかったのか

 

 

 

まず一つ目から

 

現在飛んでいる航空機はオートパイロットが外れた場合、警告音が鳴る。

オートパイロットを解除する方法は解除ボタンを押すか、操縦桿を動かせばよいが、この機の場合、調査によるとオートパイロットが外れても特に警告音はならなかったようである。

外れた原因は、機長が振り向きざまに操縦桿を前に倒し、その拍子でオートパイロットが外れたと推定される。

 

次に二つ目

 

一番の問題はこの時に誰も計器を見ていなかったことである。普通の飛行では考えられないことで、パイロットが複数に乗っているのは、万が一問題が起きたとき、一人はその問題に対処し、ほかの人の誰か一人は機体の操縦を行うためでもある。最低限一人は機体を管理しなければならないのである。だがこのケースでは、乗務員全員が電球切れという問題に対処しており、役割分担が不明瞭であったことが原因である。

 

 

最後に三つ目

 

401便の高度低下を知っていたのはその時に担当していた管制官一人だったとされており、その管制官が高度低下を知らせておけばと考えられなくもないが、当時の決まりでは航空管制官パイロットに対して他の航空機との間隔と保つだけのためであり、高度と速度を伝える義務はなく、管制官はただ自分の仕事をしただけで攻めることはできないのである。

 

 

以上の理由から、墜落した原因がわかる。

 

 

 

この事故を受けて、自動操縦が解除されたことを警報で知らせる機能が加えられている。

 

 

 

また後日談として、当時トライスター(この機の名前)は導入されて間もない新鋭機であったためスペアの部品が足りなかった。よって、事故機の部品のうち使えるものは同社の別のトライスターに取り付けられた。しかし、それ以後その部品が取り付けられたトライスターで401便で死亡した機長や多くの乗務員の幽霊の目撃情報が増えた。

 

これらの目撃談は地元の新聞にまで掲載されたが、結局イースタン航空が部品を外した結果、その後一切聞かれなくなった。

 

 

 

この機が墜落した後、生存者救出に奮闘した地元住民の勇敢な姿は非常に感銘を受けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

_________________以上、電球交換で墜落。